haruka_shiraiの日記

システムエンジニア アウトプットの練習

模範

祖父が亡くなった。

 

コロナ禍もあり1年半ぶりの再会は悲しいものだった。

 

自分が家を出るまでの18年間一緒に過ごした家族。

朝から晩まで働く人で土日も働いていた記憶がある。

 

社会人になってお金の重要性を知ってから祖父の偉大さを理解した。

何不自由なく貧しい思いをせず生活できたこと

大学に奨学金なしで通えたこと

これは祖父が懸命に働いて、散財することなくお金を大切にしてきたお陰であった。感謝しかない。

 

脳梗塞で倒れて仕事から離れ10年以上経っていたが、告別式ではかつての仕事仲間がたくさん来てくれていたのと30年前のお客さんまで来てくれていて多くの人に慕われているのだと感じた。

 

受けてきた恩恵を同じように自分の子供や孫に与えることができるか、

同じように慕われるような仕事ができるか

というと自信はないが少しでも近づこうと思った。

 

後悔は、小中高生のころに雑に対応してしまうことが多かったこと。

一度も感謝の言葉を伝えられなかったこと。

 

きちんと向き合えたのは脳梗塞失語症になってから。

それでも素直になれなくて伝えられなかった。

時折、電話してみたり果物送ったりしていたが

そうじゃなくて直接「ありがとう」って言葉で伝えたかった。

合格症候群

前回から半年かな。あぁ有言実行は難しい。

 

最近、ITの資格を6つほど資格を取得した。

CBT受験で即時結果が出る。

結果が出るさいにメモ用のシートで画面を隠して、徐々に確認する変態は多分自分だけだろう。

この確認する瞬間のドキドキ感と合格したときに高揚感がたまらなく癖になってしまって今にいたる。

 

ただ現実逃避なのかな。

仕事で認められている感じがしない、結果という結果が出せない反動。

「合格」の文字をみたり、社内でまだ誰も取得していない資格をとることで自己肯定感を高めている。

平日に家事して勉強して休日の2時間程度の受験時間使ってを取得する自分を

「取得しない他人」を勝手に作り出して比較して自尊心を保っている。

とりあえずメイン(仕事)じゃないところで結果だして自己満足を満たす。

 

書いていて病んでんのかなと思ったけど

元々こういった捻くれた感じだったな笑

 

そもそも自分で苦しくなるような考え方なのでもう少し気楽にいこう。

伝え方

 

「伝え方がすべて」といっても過言ではないと改めて思うという話。

 

異動して10ヶ月くらい経つが、気になるのが「伝え方」。

自社のメンバーもお客さんも伝え方ですごく損している。

結果が出ないと嘆いていてもそれは伝え方の問題なのではと思う。

「感情的」、「攻撃的」、「否定的」って表現があうかな?

内容が正しくても、やりとりを聞いてるだけで少しヒヤヒヤするし、聞いてる自分も嫌な気持ちになるから一緒に仕事したくないなと思う。

 

思い返せば、お客さんからもチームメンバーからも信頼の厚かった先輩は

伝え方が上手だった。

・論理的な構成。

・感情論でない。

・否定から入らない。

・相手の話は最後まで聞く。

・相手の話を整理して確認する。

今の周りと違うところはこういうところだろうか?

あたりまえそうな内容だけど、簡単にはできない。

 

人は情で動く。これは真だと思う。

伝え方で負の感情を持たれれば、他人は思ったようには動いてくれない。

 

時間感覚の変化

同棲生活を初めて約1ヶ月経った。

1人暮らしのときと大きく違いを感じることが1つある。

それは1日の時間が長く感じるようになったこと。

 

特に、一緒に過ごしている時間が明らかに長く感じる。

朝、家から出社するまでの時間。

家に帰ってきてからの時間。

寝て起きるまでの時間。

惚気けたいわけではなくて、本当に不思議に感じてるので書いてみた。

 

時間を長く感じるのは「新しい出来事の多さ」「つまらなさ」らしい。

新しい出来事はたしかに、いろんなことが微妙に変わっているからその効果なのかな。

でも仕事は長く感じないし、前の住居に引越したときも時間を長く感じたことはなかった。

なんとなくこの時間感覚は小中学生のころに感じた1日の長さに近いものをふと思い出す。

だから今のこの感覚が嬉しい。

ちなみに、つまらなさはまったく感じないし楽しく生活できていると思う。

 

もし、この生活に慣れたら、また元の時間感覚に戻ってしまうのかもと思うと寂しいので小さな変化でもいいから常に変化するってのは大事にしていこうと思った。

 

と言って忘れるのだろうけど。

「受動的」の中毒性

ニュースサイトとか Pinterest って延々と見ていられる。

YouTube のおすすめに出てくる動画もだらだらと観てしまう。

与えられる情報ってすごく楽だ。

 

そこには中毒性があるようにも思える。

思考停止して、だらだらと時間を失っていく。

そこに気持ち悪さを覚えても、また繰り返す。

気づいたらたくさんの時間を失っている。でもやめられない。

 

逆にそういう中毒性のあるコンテンツを持てたらいいのだけど。

 

一人称で仕事

「一人称で仕事ができる方」

 

フリーランスでの求人を見てみたときに出てきたフレーズ。

これをはじめて見たときは意味がわからなかった。

今もイマイチこの表現に納得はいかないけど、意味はわかった気がしている。

 

ざっくり言えば

手取り足取り教えなくても、自己解決しながら仕事できるってことだろう。

一人称って表現に違和感ありすぎる。「自身で問題解決できる方」でいいのでは?とも思う。

 

というあまり関係ないけど気になったという話。

 

 

 

採用

ここ4年くらい会社の採用活動に参加している。

主に会社説明会で仕事内容を話したり、内定者と食事して入社を決めてもらうのが目的。

 

ただ自分としては、それなりに長く勤めてきて思うところも増えてきた。

だから、学生の将来も考えると「入社して欲しい」とはあまり思わない。

 

まずこの業界(SES)は、「案件ガチャ」って言われるくらい自分が参加する「案件」によって結果が大きく異なる。

 

開発バリバリにやりたくても、テストしかさせてもらえなかったり

要件定義のような上流工程をやりたくても開発しかできなかったりする。

別の案件を希望してもそう簡単には変えてもらえない。

 

自分は運良く、希望していた開発の経験はたくさん積ませてもらえた。

時間はかかったが異動もさせてもらえてスキルの幅も増えたし新たに課題もたくさん見つかった。

 

ただ、みんながみんなそう運良くいくわけじゃない。

大したスキルも身につかず年次を重ねる人も多い。

 

自分で勉強すればいいかもしれないが、やはり仕事の時間は長い。

仕事の時間にいかに良い経験ができるかだと思う。

 

だから、なにを経験できるかが運任せになるSESではなく、

他にもっといい選択肢があるんじゃないかな。

 

 

あとはより個人的な思いだけど、少しでも自分が興味あることに対してのエンジニアリングのほうがいい。「自分ごと化」がしづらいから。

自分の仕事に対してどれだけ真剣になれるか人それぞれだとは思うけど

使命感もって働けるとより楽しいと思う。

 

そんなSESの問題もありつつ、会社にも色々と思うことはあって

学生には入社して欲しくないのです。